2011年2月15日火曜日

X脚はO脚の一種

脚が「X」型になるのがX脚で、典型的なO脚が「O」型の形になるのと正反対ですから、X脚とO脚は全く違うタイプだと考えられがちですが、実際にX脚はO脚の中の一種として扱われます。
X脚は膝を基準にすると、スキマが上下にできているので、ある意味WO型とも考えられるのです。もっとも、この場合のスキマはO字の形ではありません。

「X脚」は、両膝をつけた状態で、非常に窮屈で、膝上、膝下の隙間ができているタイプのO脚です。形としてはO脚よりは目立ちませんが、矯正する場合はO脚よりも大変なのです。
このタイプのO脚(X脚)もかなり多いようで、あまり自覚がないままO客になってしまった人がこのタイプになります。

この「X脚」の治し方は、結構難しいですね。
というのも、ヘタに膝が付いてしまうだけに、全体を内側に矯正させるようなゴムベルトを使用すると、膝がくっつきすぎて痛くなるからです。
よって、ふくらはぎと太ももを主に矯正対象にすることになります。
基本的には、ふくらはぎが外に向いているケースが多いので、ここを重視して矯正する治し方が一般的ですね。

「X脚」の特徴は、内股になり男性の場合はかなり不恰好に見えてしまいます。そして、膝下の体重の掛かり方が均一にならない為、疲労が溜まりやすく、捻挫などの怪我をしやすくなります。
特にスポーツをやっている人は注意が必要で、テニスをしている人によく見られる足の形です。

この「X脚」は、治し方がよければきれいにはなるものの、一歩間違えると負荷が大きく掛かりすぎ、足を痛める要因になります。
慎重に矯正するようにしましょう。