2009年10月26日月曜日

O脚になっていく過程

O脚そのものは、実は病気や不自然な状態というわけではなかったりします。
なぜなら、人間は生まれた時はO脚だからです。
胎内で脚の外側が先に発達していく理由があるのか、胎内の形状に沿った成長をしているのかはわかりませんが、みんな最初はO脚なのです。

それが一度、2歳の頃に変化します。
あまりにも早く歩かせようとしすぎて、外側ばかりを鍛えているという状況でなければ、基本的にはX脚になるようですね。
つまりは内股です。
保育園・幼稚園児の頃は、内股の子供が数多くいますが、それは自然なことなのです。
そして、小学生に上がる頃には、徐々に正常な形になっていきます。

ただ、この幼少期の躾や過ごし方によっては、そのままO型という子供もいます。
骨の柔らかい幼少期こそが、O脚の原因だからです。
特に座り方はとても重要で、横座り、ぺちゃんこ座りといった座り方はO脚の大きな要因となります。

つまり、治し方としては、幼少期の親の躾こそが最も効果的な治し方といえるのかもしれません。
それが実行できるならば、それに勝る治し方はないでしょう。

O脚の主な原因をまとめると、「内股歩き」「横座り」「ぺちゃんこ座り」「片足立ち」「猫背」あたりです。
バランスの悪い体重のかけ方が一番危険です。
よって、ハイヒールのような明らかに正常ではない体重のかかり方をする履物や過度な運動はご法度です。
こういった事を子供に押し付けないよう、親は細心の注意と心構えをもって子供と接するようにしましょう。